アフターピルと中絶手術はどちらが安全?

望まぬ妊娠を避けるために服用するアフターピル、多くは性行為があってから48時間以内に服用を開始するのがベストとされています。
アフターピルは服用することで無理やりホルモンバランスを変化させ出血を起こさせるため、必然的に望まぬ妊娠を避けることが出来ます。

ただ、このアフターピルは完ぺきな避妊方法というわけではなく、服用開始が遅かったり、体質の違いによってアフターピルを服用しても妊娠してしまうこともあります。
もちろん、それはごくごく稀なケースではありますが、アフターピルを過信しすぎるのも危険です。

アフターピルは女性の身体のホルモンバランスを変化させることで強制的に避妊していきます。
そしてこれが出来るのは性行為があった直後だけ、その後妊娠が発覚した段階ではもはやアフターピルでは対処しようがありません。

この場合、身体は妊娠、出産のためにホルモンバランスも変化しきっているため、アフターピルを服用しても意味がないわけです。
そこで対処法として挙げられるのが物理的に望まぬ妊娠を避ける方法、中絶手術です。

中絶手術はアフターピルに比べて費用面でも、身体への負担の面でもネックな部分が大きくなります。
手術のタイミングによって具体的な金額は異なるものの、アフターピルが数千円程度の出費なのに対して手術となれば万単位の費用が必要になります。

身体への負担についても同様です。
アフターピルでは服用後数日間は体の不調が起きやすくなりますが、それも時間の経過とともに収まっていきます。
それに対して、中絶手術の場合、人によっては1か月単位で経過観察が必要になりますし、胎児が成長しているからこそ身体と心への負担が格段に大きくなります。

望まぬ妊娠、出産を避けるための手段ではありますが、その対処法にはリスクがつきものです。
その点だけはしっかり押さえておくべきです。
そして、安全面を考慮するのであれば、できるだけ負担の少ないアフターピルを選択するのがおすすめです。

中絶手術をした術後はどのように過ごせば良い?

中絶手術をした後、通常は1か月程度で体は元の状態に回復するといわれています。
もちろん、手術の程度や体質によって差は出てくることではありますが、中には手術後すぐに帰宅を許されるケースもあります。

手術をした後、少なくとも2,3日は安静にしておく必要があります。
中絶手術は人工的な刺激を子宮内に与えた状態です。
時には患部に痛みが残っている事も考えられますし、体はまだ回復段階にある状態です。
無理をせず、この期間だけは仕事や学校を休むこと、これが第一です。

そしてこの期間を過ぎたとしても、無理をするのは禁物です。
手術後2週間程度は出血が続くことになりますし、この間、肩こりや発熱、腹痛などの症状が現れることがあります。
軽度のものであればあまり気にすることはありませんが、痛みや症状が極端な場合、我慢できないほどであれば早急に医療機関を受診していきましょう。
中絶手術によって子宮内に傷が出来てしまった場合、そこから感染が起こって症状が悪化している可能性もあります。
急な症状悪化に関しては早め早めに対処するのがポイントとなってきます。

中絶手術は先にも挙げたように身体にとってはあまりいいことではありません。
無理やり身体に負担を負わせているわけですし、手術の際の傷、感染症によって不妊に繋がるリスクもないわけではありません。
とはいえ、中絶をすでに決めているという場合であれば早めに行動するに越したことはありません。
通常、妊娠に気が付く段階として多いのが妊娠初期、妊娠5週目以降となります。
妊娠5週目前後であれば中絶手術のリスクも幾分少なくて済みますし、費用面でも同様です。

妊娠12週目以降、妊娠中期になれば身体への負担は多くなります。
費用もこの妊娠12週目を区切りに変わってくることがあるので注意が必要です。